気質心理コミュニケーション

コミュニケーションアドバイザーという名のホンネ𓈒𓐍𓂃𓈒𓂂𖤣𖤥診断はお休み中𖤣𖤥𓂃◌𓈒𓐍𓂃

◎HSP気質について

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HSP気質について

気質心理コミュニケーションでお伝えさせていただいている気質とは別の話になりますが、最近本などでよく見かけるHSP気質について調べました。

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H‥Highly
S‥Sensitive(繊細・感知力・敏感)
P‥Person

非常に繊細な人すごく感受性の高い人という意味を持つ気質です。

 

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HSP気質の特徴
  • 処理の深さ
    【深く処理する】

    HSPでない人に比べて大量の刺激を処理します。入ってきた情報を自分が納得いくまで整理します。考えすぎてしまうのはこの部分のせいかもしれません。

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  • 神経の高ぶりやすさ
    【過剰に刺激を受けやすい】

    好きなことをしてるとテンションが上がりすぎたり、嫌なことがあればとことん落ち込んだりします。警戒心が強いのも特徴です。

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  • 強い感情反応
    【全体的に感情の反応が強く、特に共感力が強い】

    HSPでない人に比べてすぐに感動したり泣いたりします。他人の気持ちや考えをわかってしまいます。

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  • 感度の鋭さ
    【些細な刺激を察知する】

    ちいさな刺激や、ちょっとした違いにも敏感です。気が付きすぎてしまうという特徴があります。

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HSP気質】先天性のものです。
その気質があるかどうかは心理テストによって判断していきます。

  • HSP気質は、先天性の気質
  • 突然発生するわけではない
  • 人口の15~20%HSP気質だとされている(5人に1人程度)
  • HSP気質を持っているかは心理テストで判断する

HSP心理診断テスト

診断用の心理テストについて、3種類見つけましたので、気になる方はやりやすそうなものを選んでテストしてみてください。

診断テスト①/全27問タイプ

【エレイン・アーロン博士による】-yes or no-

私が最初にテストしたのはこちらの全27問タイプです。
「はい」か「いいえ」で答えるタイプのためやりやすい印象でした。

★結果★ 
27問中19問が「はい」【14問以上あればHSPであろう】

診断テスト②/全48問タイプ

【インターネットからの検索による】-5択-

こちらのテストは5択タイプでした。
少し選びにくい質問もありましたが、サイトの綺麗さに惹かれました。

★結果★ 
48問タイプはスコアが52~140の間の93点HSP度【中】

診断テスト③/全4問タイプ

【ストレスフリー超大全による】-チェック式-

  • 考え方が複雑で、深く考えてから行動する
  • 刺激に敏感で疲れやすい
  • 人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
  • あらゆる感覚が鋭い

こちらのテストはチェック式タイプでした。
ストレスフリー超大全という本では、上の4項目すべてに当てはまると、HSPと考えられると書かれています。
4つに当てはまった場合は診断テスト①のサイトで確認しましょう。ということでした。http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html

★結果★ 
質問が抽象的なので、答えにくい印象。頑張って2つチェックがつくかな?という感じ。

結果について

HSP気質】についての心理テストは質問によって感じるものが違い、絶対的なものではないような気はしました。その時、その時の感情によっても答えが変わってきそうです。

HSP気質】かもしれないという具体的な例を参考までにあげていきます。
※特にわたし自身に当てはまるものを選んでいますので、ごく一部の例になります。

・相手の立場になって考えたり、気持ちを察しやすい。

・気配り上手(自分でもなぜこんなに気がつくのだろうと感じる)。
気にすると疲れることをわかっているから、気が付いていないふりをすることもある。

・ひとつの情報から、膨大なことを考え出し、頭がパンクしそうになる。

・光や音、においに敏感。気になり出すと他のことが手に付かない。

・想定外(事故など)のことが起こると、突然いろんなことが頭を駆け巡る。

・相手はこの発言をどういう意味で言ってきたのだろう?どんな気持ちで言ってきたのだろう?と深く考えすぎる。

・自分は標準レベルで出来ているのかという不安が付きまとい、常に高いレベルの自分を目指し、頑張り過ぎる(家事など)。

・どうなれば完璧であるというゴールがなく、ずっと完璧を追い求める。

・自分の行動(発言)が相手を傷つけていないかを深く考える。(相手は全く気にしていなくても。過度の罪悪感。)

・生死に関する恐怖心が過剰で、不必要な緊張感を持つ。

・不満のある相手に不満は言わず、その不満がピークに達すると、相手への思いやりが一切なくなる。

・痛みに過剰に反応する。

・なぜか”おとなしい”印象を持たれやすい。何を考えているかわかりにくいと思われることが多い。

・競争することが嫌い。

・正義感が強い(どんな問題も自分が解決しないといけない、という感覚になる)。

・表面的なことだけでなく、しくみや理由に興味を持つ。

・突然起こったショックなこと(誰かに突然怒られたり…)は、家に帰っても食事をしてもお風呂に入っても布団に入っても、頭の中をずっとずっとグルグル回っている。

・人の雰囲気の違いをすぐに察知する(今日はピリピリしている、今日は穏やかだな…など)。

・人前で発表することが苦手で、先に文章化しておかないと咄嗟に言葉にしにくい。

・仕事をすることに対して、自分の存在意義や、わたしの使命とは…、何のために働くのか…、など哲学的に考えやすい。1年~3年で飽きてしまい転職を繰り返す。

HSP気質】ではない人に理解してもらうことは難しいかもしれませんが、”誰かに理解してもらいたい”という考えは手放した方が楽になると思います。

HSP気質対策

しんどいな』『つらいな』『生きづらいな』『わたしだけが変わっているのかな?』と感じることが、もしHSP気質のために起こっている感情なら、どうすればよいのか。

わたしが良いと思ったことをいくつかまとめてみました。

自律神経の乱れの改善

【まだ頑張れる!はもう無理のサイン】

HSPはストレス耐性が低く、人一番自律神経が高ぶりやすいことを自覚して、心身を休ませるように心がけましょう。

”敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法”より

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完璧主義のHSPは、完璧を求め、自分ならまだ出来ると思ってしまい、限界が来ていても、気付いていないことが多いような気がします。

『まだ頑張れる』と感じながら家事や仕事をしている方も多いのではないでしょうか。
その時点で限界を超えていると知っていると休むタイミングを逃さずにすむのかなと思いました。


思い込みを知り、見方を変える

見えないゴリラ

ひとつのことだけを見ていると、本当なら見えるはずのものが見えない。

説明や動画はこちらから

”selective attention test”より

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人間は自分が見たいものだけを見て、予想していないものや意識していないものは見えないということです。

自分のものごとの見方を変えるだけで、世界が全く違って見えることがあるはずです。

あの人はわたしをイジメてばかり。とか、あの人がいるといつもわたしは嫌な気持ちになる。など、すべては自分が勝手に思い込み、自分自身がそういう事実を作り上げていると思うと、どんなことでも自分の見方次第で変えていけるんだと思いました。


エナジータッピング

セルフケア

  1. 左右の手の平の小指側の側面を、互いにトントンと打ち合わせ、15回タッピングします。
  2. 何本かの指先で、鼻の下を15回タッピングします。
  3. 左の鎖骨の下のくぼみを15秒間タッピングします。
  4. 左手の人差し指の爪の生え際の親指側を15秒間タッピングします。はじめ右手で行ったら、次は左手で反対側も同様に行います。

”敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法”より

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エナジータッピングというのは上のやり方以外にもいろいろあるようで、Youtubeなどでも動画が上がっています。

マイナス思考がグルグル回ってしまう時などに使うとよいと思います。1回だけだとすぐ終わってしまうので、何度も繰り返して思考が変わっていくまでやるといいと思います。


自分の中に居場所を作る

アンカリング

条件付け。
たとえば【決まった言葉を言う】【好きなぬいぐるみなどに触れる、抱きしめる】【決まった行動をする】【決まった音楽を聞く】という条件を決め、その条件を行った時に、自分自身が落ち着くというイメージを作っておく。

※アンカリングについては、こちらの記事がわかりやすいかと思います。参考までに。

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心地の良い布団や、ふわふわしたぬいぐるみを手にする、ジャンプを3回する、家族の写真を見る、好きな歌手の特定の曲を聞くなど、何かの行動を機に自分の気持ちが落ち着いた状態に入っていけるように決めておくと、嫌なことや不安なことを考えすぎてしまった時に効果的です。


はい、ありがとうございます

【嫌いな人は頭から消す】

嫌いな人の顔が頭に浮かぶ時は「はい、ありがとうございます」と唱えて、さっさと頭から消す。

嫌なことがあったら、書き出すという方法もありますが、わたし自身が思いついたのは、嫌いな人の顔が頭に浮かんだら、何の感情も持たずに「はい、ありがとうございます」と唱えると、嫌いな人に何の感情も持たずに頭から消えてくれます。

 

まとめ

結局わたし自身がHSPなのか、そこは何とも言えません。

HSPの心理テストで点数が高い人も、実際どうなのかな?と思う人も多いかと思います。

思い込みや見方を変えるということとも繋がりますが、結局HSPとして生きた方が都合がいい部分は「自分はHSP」ということにすればいいのではないかと思います。

自分は人と違って変なのかな?なんて思っているとしても、基本的に自分が正しいと信じて生きている人間たちにとって、自分と違う人間はみんな変なのだと思います。

みんなが普通という考え方もアリですし、みんなが変という考え方で他人も自分も見てみるのも面白いかもしれないな、と思いました。

また、自分自身が人の気持ちになって考えることが出来るからと言って、必ずしも他の人も同じように深い共感を持てるわけではありません。

パートナーなどに、同じようなこと(「もっとわたしの気持ちをわかってよ…」「言葉にしなくてもこんなことわかるでしょ…」など)を求めると、逆にしんどくなってしまいます…ので、要注意ですw

 

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